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沖縄県うるま市にある陸上自衛隊勝連分屯地に新しく発足する「地対艦ミサイル部隊」の配備に向けて防衛省は3月14日未明にミサイルの発射機を搭載した車両を分屯地に運び込みました。

地対艦ミサイル部隊の関連車両は3月14日午前0時すぎに那覇の駐屯地を出発して勝連分屯地への搬入を始めました。

ミサイルの発射機などを搭載した特殊車両の荷台はカバーで覆われていて合計10台の車列が公道や沖縄自動車道など陸路を2時間かけて移動しました。

防衛省は南西地域の防衛力強化をはかるため陸地から艦艇を攻撃できる「12式地対艦ミサイル」を備えた新たな部隊を沖縄本島では初めてうるま市にある陸上自衛隊勝連分屯地に発足させる計画です。

部隊の配備に向けて、3月10日にも中城湾港にフェリーで運ばれてきた自衛隊車両の搬入が行われていて計画に反対する市民が抗議の声をあげていました。

勝連分屯地では3月30日にミサイル部隊の新編式典が開かれる予定です。