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医師が不足する離島などの医療を担うことを目的に設立された琉球大学医学部の「地域枠」に在学する学生が医学の道を進む決意と抱負を語りました。

琉大医学部地域枠・上間仁来さん「医師としての基礎である知識や技術に加え人間力や対応力を磨き、きたる離島医療の活動に向けてしっかりと準備してまいりたいと思います」

沖縄県と琉球大学は医師が不足している地域で医療を支えられる人材を育てるため県から奨学金を受けながら医学を学べる「地域枠」を2009年に設けて医学部の定員を増やしました。

また、2015年には、生まれ故郷への還元を目指して地域枠のなかに「離島・北部枠」を新たに設けて生まれ故郷により医療が還元される仕組みもつくられています。

「地域枠」で学んだ学生が県が指定する離島やへき地に派遣された人数はこれまでに60人となっています。3月13日に県庁を訪れた16人は2023年4月に入学した学生で医学の道を進む決意と抱負を語りました。

池田副知事は「地域医療や県民の安全安心を守る一人としてこれからの活躍を期待しています」と激励しました。

琉球大学医学部はキャンプ瑞慶覧の一部だった「西普天間住宅地区」の返還跡地に移転して2025年4月に開学する予定です。