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中止を求める反対の声を聞くことなく4カ月連続で強行しようとしています。米軍が3月14日に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施する予定だということがわかりました。

沖縄県が訓練をしないよう要請しています。米軍の航空情報によりますと3月14日午後3時半から午後5時にかけて嘉手納基地でパラシュート降下訓練が実施される予定です。県や嘉手納基地周辺の自治体には3月12日に沖縄防衛局から訓練の実施について連絡がありました。県や地元の自治体がパラシュート降下訓練をしないよう中止を求めているにもかかわらず、嘉手納基地での訓練は2023年12月から毎月実施されています。

3月14日に訓練が行われれば4カ月連続で反発の声がさらに強まることは避けられない状況です。パラシュート降下訓練は日米両政府の合意で基本的に伊江島の補助飛行場で行うことになっていますが「例外的な場合に限って嘉手納基地を使用できる」とされています。

米軍は「伊江島補助飛行場の滑走路の状態が悪くて航空機の離着陸に適さない」ことなどを理由にあげていて3月5日には県や伊江村が現地の状況を確認していました。

再び嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施するという航空情報をアメリカ軍が出したことを受け県は3月14日に、嘉手納基地や国の関係機関に訓練の中止を求めたということです。