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東日本大震災から2024年3月11日で13年です。被災した故郷・東北に沖縄から三線と歌で思いを届けた男性がいました。

福島県南相馬市から沖縄に移住した佐藤基繕さんは毎年3月11日に東日本大震災で犠牲になった人たちへの鎮魂の思いを込めて三線を演奏しています。

2024年は能登半島地震の復興の願いも歌にのせました。

佐藤基繕さん「(震災で)苦しんでいた人がちょっとでも、どれだけできるか微々たるものでしょうけど、ちょっとでも少し頑張ろうかと思ってもらえたらそれだけでもいい」

佐藤さんが演奏した4曲のうちの1つ「なり山あやぐ」は「油断は禁物」だということを伝える宮古島の古謡で災害から身を守るため事前に備えることの大切さを感じられる一曲だと考えています。佐藤さんの歌と音色は被災地にしっかりと届いているようでした。