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雨が降らず深刻さが増す水不足を食い止めるため沖縄県は2月28日午前中に有機フッ素化合物「PFAS」の濃度が高い「比謝川」からの取水再開を決めました。

沖縄渇水対策連絡協議会・阿南正幸会長「現時点では節水の効果はダムの貯水率低下スピードに影響を与えるところまでは残念ながらないという状況でございます」

国や県、那覇市などでつくる渇水対策連絡協議会で2月28日午前10時に比謝川の取水を再開することが正式に決まりました。参加者から異論は出ませんでした。

沖縄県はPFASの濃度が高く国の暫定指針値を超えていた「比謝川」からの取水再開を避けてきましたがまとまった雨が期待できない状況が続く今の状況では「やむを得ない」と判断したということです。

比謝川では2月19日の測定でPFASの濃度が1Lあたり151ngと国の基準約3倍でした。ただ、北谷浄水場に入るまでにPFASの濃度が薄まるうえ活性炭で吸着処理するので基準値を下回って安全性に問題はないと県は説明しています。

2月27日時点で県や国が管理する本島11カ所のダムの貯水率は44・4%と平年値を31・5pt下回っていて過去10年で最も低かった2018年6月の貯水率「44・3%」を2月28日にも下回る見込みです。

県は給水制限にならないよう今後も節水への協力を呼びかけ続けることにしています。