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経営者の高齢化が進み事業承継が課題となる中、国内外でステーキチェーンを展開する県内企業が那覇市の老舗おでん店の事業を引き継ぐことになりました。

事業を引き継ぐ「おふくろ」の大将・山川秋久さんは「やっぱりステーキさんに継続していただくことになりました。大変光栄であります」と歓迎。

浦添市でおよそ50年前に開業した「おふくろ」は、沖縄おでんの老舗店で、「てびち」や「チマグ」といった沖縄ならではの具材が入った沖縄おでんと手作りの総菜の食べ放題で県民のみならず、観光客にも愛されてきました。

しかし、経営者夫妻が高齢となったため、去年11月に閉店し後継者を探していたところ、県事業承継・引き継ぎ支援センターを通じてやっぱりステーキなどを展開するディーズプランニングが事業を引き継ぐことになりました。

6日、復活した店舗のオープンに合わせ大将の山川秋久さんとおかみの正子さん夫妻からディーズプランニングの義元大蔵代表に事業譲渡契約書が手渡されました。

「おふくろ」おかみの山川正子さんは「こんなすてきなやっぱりさんに受け取ってもらったら幸せです。だから沖縄おでんは沖縄文化として残していきたいという気持ちは一緒です」と語り、ディーズプランニングの義元大蔵代表は「まずぼくらがやるべきことは、40年以上の歴史があるので、しっかりと受け継ぐこと、引き継ぐことが一番大事で、沖縄おでん、その一角を担えるようなお店をPRできたらと思います」と抱負を語りました。

事業承継により、ディーズプランニングのスタッフが店を切り盛りしますが、店名はそのままに、開業以来継ぎ足してきた秘伝のだしなどレシピはもちろん、内装もほとんど変えずに経営を引き継ぎます。

おでん専門店「おふくろ」は、あさって、9日にリニューアルオープンします。食べ放題飲み放題が売りの一つですが、原材料の値上に伴って2時間2500円から3500円になります。

県事業承継・引き継ぎ支援センターによりますと、事業承継に関する相談件数が年間500件近くあるということで、このようなケースが今後も増えそうです。