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きょうから本格的に動き出した2024年ですが、国内は年明け早々に災害や人災に見舞われました。新年をムードを一変させた何かと落ち着かない三が日は過ぎましたが、その影響はきょうも続いています。

元日に石川県能登地方を襲った大きな地震。これまでに70人以上が亡くなり、今も50人を超える行方不明者の安否が分かっていません。

2日昼那覇空港。地震の翌日、沖縄から小松空港に向かう便は引き返すことも想定した条件付きで運航され、沖縄を訪れていた石川県の人からは不安の声が聞かれました。

石川県から沖縄に来ていた人 2日「こんな大きな(地震は)はじめて(中抜き)家は大丈夫みたいでお店の中がかちゃかちゃになって(商品が)落ちて(長男夫婦が)片づけていると言っていた」

そしてその日の夜、羽田空港。能登半島地震を受けて物資を輸送するため羽田空港から新潟に向かう予定だった海上保安庁の航空機が、日本航空の旅客機と衝突。羽田空港の滑走路が閉鎖され発着するすべての便の運航が取りやめに。那覇空港も便の振り替えなどを求める人であふれました。

群馬県から来た人 2日「31日に(沖縄に)来てきょう帰るはずだったが帰れなくなってどうしようかなと」

空港の案内所では延泊を余儀なくされた観光客などに那覇市内のホテルリストを配布。タクシー乗り場にも長い行列ができました。

そしてきょう。中村アナウンサー「羽田での事故の影響による遅れとUターンラッシュが重なり那覇空港はきょうも混雑しています」

きょうは羽田から那覇に向かう予定だった全日空の1便が欠航、さらに30分ほど遅延する便が相次ぎました。中にはこんな人も。

山梨県から来た人「便は予定されているがまだ未定になっていて何時になるか心配」「できればきょう乗れればありがたい」

那覇空港の混雑はもう少し続きそうです。