※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

沖縄の次世代のリーダーを発掘し育てる人材育成プロジェクト「琉球フロッグス」。半年間の研修プログラムを終えた研修生の成果を発表するイベントが15日に糸満市で行われました。

沖縄から次世代のリーダーを生み出そうと、県内在住や出身の学生を対象に2008年から始まった人材育成プログラム「琉球フロッグス」。糸満市で半年間の研修プログラムを終えた研修生5人が「社会問題の解決」や「自分が造りたい未来」をテーマとしたビジネスサービスを発表しました。

各研修生の発表は子どもたちを対象にした「絵と音楽を組み合わせたサービス」や「子どもが抱える悩みを親とのコミュニケーションで解決するサービス」などを流暢な英語で説明しました。

琉球大学1年・普天間彩乃さ「私たちのサービス妊婦さんや子育て中の方が自分が休むために地域の人に頼る」

プレゼン唯一の大学生コンビ崎浜空音さんと普天間彩乃さんが考えたサービスは「結いどころ」と題して、出産前に妊婦が地域の人と繋がりを持つことで信頼が生まれ、産後すぐに支援が必要な場合に気軽に頼れるサービスを説明しました。

4組のプレゼンを聞いたゲスト審査員は「プレゼンはひいきなしに大変良かった。このサービスを色々なネットワークを生かし、実現してほしい」と評価しました。

また琉球フロッグスでは16日とあす17日、「沖縄から日本の未来を考える」とするトークイベントがくくる糸満で行われるとして、多くの参加を呼びかけています。