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政府が2022年に、保有を決めた反撃用ミサイルの配備先について、木原防衛大臣は国会で沖縄県の与那国島が検討対象に含まれていると答弁しました。

山添参院議員「敵基地攻撃能力となるスタンドオフミサイルも、与那国に配備を検討しているのでしょうか」

木原防衛大臣「各種スタンドオフミサイルの具体的な配備場所は、与那国島を含めて現在様々検討中で、現時点でお答えすることは困難」

11月14日の参議院の外交防衛委員会で木原防衛大臣は反撃用ミサイルの配備検討先に与那国島が含まれていることを明らかにしました。政府は与那国島に対空ミサイル部隊を配備する方針を決定していますが、2023年5月の住民説明会で、このミサイルは「反撃能力ではない」としていました。

政府は与那国島に対空ミサイルだけでなく遠くにいる艦艇などを攻撃するための長距離ミサイルも別途配備する可能性を示した形になります。