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最後は世界記録の話題をお届けします。フィリピンで行われたアジアマスターズ陸上の4×100mリレー、54歳から50歳までのM50クラス決勝。2レーンスタートの日本は1走の寺下健治(てらした けんじ)からバトンを受けた2走の北京オリンピック銀メダリスト朝原宣治(あさはら のぶはる)がぐんぐん加速。大きくリードして3走の県勢、譜久里武(ふくざと たけし)につなぎます。

その譜久里、3日前の100m決勝ではレース中の肉離れで8位でしたがこの日もリベンジで出場。足も、持ちこたえてくれました。大きく水を空け、バトンはアンカーの赤堀弘晃(あかほり ひろあき)へ金メダルは確実、あとはタイムとの勝負。結果は、44秒42。M50クラス世界新記録を達成しました。

メンバーの1人、譜久里選手は「ケガの多いシーズンだったが100mの悔しさからリレーでの世界新まで濃厚な数日間を過ごせた」とコメントしました。