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県は、オスプレイの使用自粛を要請していました。陸上自衛隊とアメリカ海兵隊が実施している共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、陸上自衛隊のオスプレイが2023年10月19日、新石垣空港を使用することが分かりました。

県によりますと、陸上自衛隊から10月19日午前11時半から午後1時までと午後2時半から午後4時までの2回、オスプレイ1機が新石垣空港を使用したいと10月17日に申請がありました。

そして、10月24日にもあすと同じ時間で、オスプレイが空港を使用するということです。また10月20日には、午前9時から午後3時までの間で、陸自のCH47輸送ヘリの使用が申請されています。陸上自衛隊とアメリカ海兵隊は10月14日から共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」を実施していて石垣島では、患者の移送訓練などオスプレイを使用した訓練を行うとしています。

県は2023年10月18日、オーストラリアでの墜落事故などを受けて、「事故再発防止策が十分でない」とし、オスプレイの使用自粛を求めていましたが、防衛局側は使用する意向を示していました。

石垣島では、日米共同訓練に反対する住民らが、駐屯地の前で、オスプレイ使用中止などを求めて抗議の声をあげました。

今回の日米共同訓練では、与那国島の空港も使用されていて、島の住民によりますと10月18日、自衛隊のC2輸送機が着陸しコンテナを運んでいる様子が確認できたということです。