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顧客への電話応対にあたる人材の育成につなげようと、県内企業の従業員などが応対の技術やコミュニケーション能力などを競う大会が12日、那覇市で開かれました。

応対の様子(男性)「制限の内容は糖質とカロリーですね。差し支えなければ、この二つを制限する理由についてお伺いしてもよろしいでしょうか」

大会は、電話応対の技術を高めてもらおうと日本電信電話ユーザ協会沖縄支部が毎年開いているもので、39回目となった今年は、予選を勝ち進んだホテル業や保険業などの従業員、33人が出場しました。

競技は、食事を宅配する業者の営業担当者として顧客に対応する想定で行われ、参加者たちは、カロリーを控えた食事を摂りたいなど顧客の要望を聞き取ったうえで、よりニーズにあったメニューを提案していました。

応対の様子(女性)「二つの成分バランス食はしっかりした味付けで食べ応えのある食感です。(顧客:そうですか)二つの成分バランス食でしたら、普段のお食事と近いので無理なく続けていただけるかと思います。(顧客:いいですね)まだ変更も承っておりますが、いかがでしょうか。(顧客:お願いします)かしこまりました」

大会の優勝、準優勝者は、10月に北海道で開かれる全国大会に出場することになっています。