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自衛隊とアメリカ軍が2023年10月に行う共同訓練の際に、陸上自衛隊のオスプレイが初めて県内に飛来する可能性があることが分かりました。

陸上自衛隊は2023年10月にアメリカ海兵隊と「レゾリュート・ドラゴン」と呼ばれる訓練を行う際、患者の輸送や国民保護などを想定して自衛隊とアメリカ軍のオスプレイを飛行させる計画です。

この訓練で陸自は、沖縄に初めて自衛隊のオスプレイを飛来させる可能性を示しました。また陸自は、民間空港の使用も否定しておらず、民間地に飛来する可能性もあります。

オスプレイを巡っては2023年8月27日にオーストラリアで海兵隊の機体が墜落し、乗っていた海兵隊員3人が死亡、アメリカ軍は事故原因を「調査中」としています。

浜田防衛大臣は、8月29日の会見でアメリカ軍がオスプレイの飛行停止措置を取っておらず、防衛省として措置を求める考えがないことを説明しました。

浜田防衛大臣は「防衛省としては、現時点において、飛行停止を求めることまでは考えていない」と述べました。

普天間基地では8月29日午後3時ごろ、オスプレイ2機が離陸する様子が確認されています。