※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

コロナ禍で、多くの地域では、伝統行事の実施を見送っていました。しかし今回、南風原町のある集落で、4年ぶりに互いに負けられない「綱引き」が復活しました。   

チナムシに参加の中学生は「久しぶりに開催できるから楽しみです」と話しました。

チナムシに参加の親子は「小さいころからこの綱引きに憧れて参加してきて今は子どもができて(綱引きを)伝えていければなと思ってます」と話し子どもは「たのしみ」と答えましたツナムシに参加の若者は「緊張とワサワサと両方です」と話します。

この集落では,豊作と健康を願う旧暦の6月25日「カシチー」と翌26日の雨乞いを願う「アミシ」の2日間に渡り、「チナムシ」ケンカ綱と呼ばれる綱引きが行われる。

4年ぶりの開催 ムスマイの誇り 互いに負けられない”綱引き”

南風原町喜屋武の野原正一区長は「(綱引きは)1年の中心にある行事で1年目は寂しかった2年はたぶんできるだろうと思って2年目もコロナが収まらくて出来ない」「気力ですよね綱引きで気力を養って1年間を暮らすのが喜屋武人の生き方と思うんですよ、気持ちがどうのというよりも気力が薄れていったというのがあるんじゃないかな」と話しました。

喜屋武のチナムシはアガリの「東」とイリの「西」に分れて綱を引き競い合う。

ツナムシに参加の大城逸子さん「喜屋武の場合は門中って言ってね(私は)大城、旧性は中村だけど生まれたところが西なのでずっと西、旦那は(東)あっちだから子どもたちはあそこに行っている」「お家では(この時期)綱引きの話は一切しない」

いよいよチナムシが幕が上がる

喜屋武区長 野原正一さん「東が寄せてくる時この時にみんな一変盛り上がると思いますね。(若者は)4年分の元気が爆発するんじゃないかと」

大城逸子さんは「区民を一丸にさせるムスマイ団結という地域の南風原町内どこみても地域の繋がりはないんじゃないかな一番誇りに思う」

綱を繋ぐカヌチ棒の入り方で勝敗が分れるとあって互いに一歩も引かない

4年ぶりの開催 ムスマイの誇り 互いに負けられない”綱引き”

住民は「この綱引きにはルールがないんですよ、それぞれルールは自分の頭の中にあるから自分の主張を通そうとするから激しくぶつかるんですね、ルールはないけど全体的にまとまっている」

アガリに勢いに圧倒されるイリ。喜屋武のチナムシは綱の引き手が諦めたら「負け」になる。アガリが勝ち名乗りを上げる。続く2本目・・・しかしイリの綱に・・・

西の綱引き手の大城逸子さんは「(切れる)予想はしていた、結局作った時から台風(の雨)で、東は倉庫に(綱を)入れていたから、その違いもある訳よね、もう綱がカビしていた台風の後に干しているんだけど」と話しました。

突然終了したチナムシ、でもみんなの顔から笑顔が。

喜屋武の野原正一区長は「(チナムシは)生きがいですよ、生きるパワーですよ気力気力それしかないですよ」

喜屋武副区長の野原広寿さん「小さい時からの行事なので子どもの時は子どもの楽しみがあるし、成年の時は成年の役割があるし、今の自分なんかの世代は自分なんかのポジションのね仕事があるからね、それを段階踏んできている自分に成長したなみたいな感じもするし後輩たちもそんな風に感じて欲しい」

ところで・・アガリで家族が綱を引いていたお母さんは。

アガリに家族がいる大城逸子さんは「(東にいる息子さんへは)もうすぐ寝たふり勝っていたらこんなするさー」と話しました。