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新型コロナの影響を受けて深刻化した「タクシードライバーの不足」という問題を解消しようと三和交通が新たな採用制度を導入しました。
三和交通がタクシーの配車アプリを提供する「ＤｉＤｉ」と協力して導入した「ＤｉＤｉ専用ドライバー」という採用制度では成果や売り上げに応じた従来の歩合制ではなく「時給制」での雇用となります。
そのほか、ＤｉＤｉが蓄積してきたデータを活用して利用客が多い時間帯や営業場所などの情報を得られるようにしたり、目的地にたどり着く最適ルートをアプリで案内したりすることで未経験者でも働きやすい環境を整えるとしています。
三和交通・泉澤謙営業主任「従来の賃金体系とは違うものと、今の若い方がＡＩなどをフル活用して、少しでもタクシーの仕事に興味をもって、仕事をしていただくきっかけになれば」
三和交通ではすでに採用を始めていて面接や研修を経たあと、現場に出る流れになっています。早ければ６月にもＤｉＤｉ専用ドライバーが本格的に稼働するということです。