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今月から12月まで開催される天皇杯の沖縄代表を決める県予選決勝がきのう行われ、FC琉球と沖縄SVが5年ぶりに激突しました。

FC琉球と沖縄SVが激突 天皇杯県決勝

沖縄SVサポーター「きょうは絶対勝ってほしい。沖縄県代表の立場を渡すわけにはいかないので。」

沖縄SVサポーター「天皇杯の沖縄代表の座は渡せない。」

FC琉球サポーター「何としてでも沖縄代表になってもらわないと。」

FC琉球サポーター「きょうこそは勝って頑張ってほしい。がんばれFC琉球!」

FC琉球と沖縄SVが激突 天皇杯県決勝

カテゴリーがJ3となり県予選から出場するFC琉球、対するは、今年からJリーグの一つ下のJFLで戦っている沖縄SV。この2チームが天皇杯県予選決勝で顔を合わせるのは2018年以来5年ぶりで、前回は、4-1でFC琉球が勝利しています。

沖縄を代表する2つのクラブによる注目の一戦は、序盤から激しい攻防を繰り広げ、お互いに一歩も譲らない展開が続きます。そんな中、攻勢を強めたのがJリーグのチームとして負けられないFC琉球。

白井陽斗のシュートや、コーナーキック、さらにフリーキックなど、何度もゴールに迫りますが、沖縄SVも何とかしのぎつづけ、前半は両チーム得点無しで折り返します。しかし、エンドの変わった後半2分でした。

FC琉球は右サイドから、中にボールを入れると、キャプテン・野田隆之介。キーパーがはじいたこぼれ球をしっかり押し込み、先制点を挙げます。

FC琉球と沖縄SVが激突 天皇杯県決勝

野田隆之介主将「武沢から良いボールが入ってきたので冷静に押し込めた。苦しい前半だったのであーいう形で後半、点が取れてよかった。」

さらに、クロスから白井陽斗が飛び込み、追加点を挙げます。追い上げを図る沖縄SVも右サイドを中心とした攻撃でゴールに迫りますが、FC琉球が中を締め、チャンスを与えません。最後は強い雨が降る厳しい環境での試合となりましたが、FC琉球が沖縄SVを相手に逃げ切り、県予選優勝を決めました。

FC琉球 倉貫一毅監督「沖縄県の代表として出る以上は一つでも勝って上に行きたいと思っている。チーム一丸となって臨みたい。」

沖縄SV 髙原直泰監督「本戦は出場できなくて残念だけど、ことしからリーグが一つ上に上がって厳しい戦いをしているので、しっかりと毎日毎日のトレーニングで落とし込んで準備できればと思う。」

FC琉球の天皇杯1回戦は、21日、中国リーグの三菱自動車水島FCと対戦します。



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