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旧日本軍の第32軍司令部壕の保存・公開に向けて県が実施した調査の結果を公表し、戦後、正確な位置が分からなくなっていた第1坑道の床面とみられる地層が新たに確認されました。

第32軍司令部壕は、沖縄戦当時、旧日本軍が首里城の地下に造った壕で、県は重要な戦争遺跡として2026年の公開を目指し、技術的な調査を進めています。

県によりますと中枢部となる第1坑道などの位置を特定するため、2022年1月末から首里城公園内にある歓会門の近くで実施したボーリング調査の結果、地表からおよそ11メートルから15メートルの深さに、第1坑道の床面と思われる地層を新たに確認しました。

また、2022年11月に第1坑道の床面が確認された園比屋武御嶽石門近くの調査地点と歓会門近くの二つのボーリング調査地点を結んだところアメリカ軍が1945年8月に作成した第1坑道の位置を示す資料とは、異なる位置になっているということです。

県は今後、地形の測量や試掘調査など引き続き調査を進めながら、坑道の延長線上にある第1坑口の位置の特定をめざします。