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台湾有事を起こさせないためにはどうすればよいのか沖縄と台湾のパネリストが意見を交わすシンポジウムが那覇市で開かれました。

12日、那覇市で開かれた「沖縄・台湾対話シンポジウム」には社会学者やジャーナリスト、そして台湾からは、政治や国防の研究者らが、緊張感が高まる中、どう「台湾有事」を避けるかそれぞれの立場から意見が交しました。

台湾・輔仁大学の国際政治学者何思慎教授は日本やアメリカは経済面で中国に依存している現状があり対話を通じた外交が必要だと強調しました。

また、台湾国防部(国防省)傘下のシンクタンク・国防安全研究所で准研究員を勤める林彦宏さんは台湾の市民は戦争を願っていないとし、中国と台湾双方が納得するには時間がかかると予想されるがその中でも、コミュニケーションを取り続けることが重要だと話しました。

「沖縄・台湾対話シンポジウム」は4月にも開催される予定です。