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任期満了に伴う那覇市長選挙はきのう投開票が行われ、自民公明が推す新人で前の副市長知念覚さんが、同じく新人の翁長雄治さんを破り初当選を果たしました。

38年間の行政経験などを生かし「即戦力」とアピールした知念さん。選挙戦では自民公明の推薦に加え、これまで、いわゆる「オール沖縄勢力」の支援を受けていた城間市長からの支援も受け、市政を引き継ぐ形となりました。

城間那覇市長「市役所は最大のサービス機関であるという基本理念は、知念覚の中に軸としてあります。しっかりそのことを実現していただきたい」

一方、県政与党のいわゆるオール沖縄が推し、子育て政策を重点的に訴えた翁長さんは及びませんでした。

翁長雄治さん「私が掲げるものについて皆さんに浸透が足りなかったのかなと考えています」

選挙イヤーの今年、参院選、県知事選の全県選挙は勝利したものの、市長選では7戦全敗となったオール沖縄勢力。体制の見直しの必要性が露呈した結果と言えそうです。

今回の投票率は47.05%で前回の市長選より1.14ポイント低くなりました。

当選から一夜明け、朝から街頭に立った知念さん。「即戦力」としての意気込みを語りました。

知念覚氏「きのう当確が出たときから予算編成のことを考えていました」「期待を裏切らないためにもしっかりやっていく。これが私の唯一の取柄ですから、これを実行していくということです」

きょうは知念さんをスタジオにお招きしてお話を伺います。知念さん、よろしくお願いします。