※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

北谷町にある認可保育園が国や県が定めている保育士の人数を満たさずに運営している可能性があり2022年2度目となる「異例の」監査が10月24日に行われました。

北谷町や中部広域市町村圏事務組合などによりますと北谷町と県が合同で実施した10月24日の監査は朝9時半ごろから夕方6時すぎまで約9時間続き、職員一人ひとりに勤務状況や施設の運用体制について聞き取りなどが行われました。監査は3年に一度が通例で再実施は異例の事態です。

8月ごろに「保育士が足りていない」という園の関係者による通報をもとに町が確認したところ0歳児3人に1人などと決められている保育士の基準を満たしていなかったため1カ月前に監査が実施されていました。

保護者「今まで信用して預けていたのにこんなぎりぎりでやっていて危ない保育していた(可能性がある)と思うと若干ショック」

保護者「いつもたくさんの子どもたちを1人、2人で見ている感じで、先生は小さい子どもを抱っこしてまわりにたくさん子どもたちがいる感じ」

園をめぐっては、先週、職員の労働環境の改善などを求める要望書が保護者や園の関係者などから提出されていて町が対応を続けていました。