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やんばるの森に生息する動植物を密猟者から守ろうと、県や環境省などの職員が夜間パトロールを実施しました。

8月29日に国頭村で行われたパトロールは、2021年に世界自然遺産に登録されたやんばるの森に生息する希少な植物や動物を保護するため、違法に採取する密猟者を摘発することを目的に実施されています。

この日は、県や環境省の職員、警察や国頭村の森林組合などおよそ20人が参加して、林道を通行する車両に検問を行いました。また、赤外線のカメラを搭載したドローンの実証運用を初めて行いました。

県自然保護課では、これまでパトロールで密猟の摘発はないものの、密猟の痕跡が以前よりも増えていることから、関係機関と連携しながら取り組みを続けたいと話しています。