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辺野古新基地建設をめぐり県が設計変更申請を不承認としたことを国が取り消した裁決に対し県は国を提訴することを決めました。

辺野古新基地建設をめぐり軟弱地盤の改良工事のため沖縄防衛局が申請していた設計変更申請を県は不承認としていましたが国土交通大臣は県の不承認を取り消す裁決を行いました。

県は、不承認とした決定を国が取り消す裁決を行ったことは「国の違法な関与」だとして国地方係争処理委員会に審査を申し出ていましたが委員会は、「審査の対象にならない」として県の申し出を却下しました。

玉城知事は会見で「本日沖縄県の変更不承認処分に対して、国土交通大臣が行った採決に取り消しを求めて、地方自治法第251条の5に基づく違法な国の関与の取り消し訴訟を提起することと致しました。」と述べました。

これを不服とした県は不承認処分を取り消した国土交通大臣を相手どり訴訟を起こすことを発表しました。辺野古をめぐる国と県の裁判はこれで10件目となります。