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学校の部活動では全国大会に向けた戦いがすでに始まっています。

高校ボクシングでは、夏のインターハイの前哨戦となる春季大会が行われ、選手たちが県チャンピオンを目指して熱い戦いを見せました。

沖縄から多くのプロ選手、そして世界チャンピオンを輩出してきたボクシング。高校ボクシングは、体重別に8つの階級に分かれ、2分3ラウンドで戦います。

高校ボクシング 春季大会

52kgから56kgのバンタム級では、沖縄水産の3年生、玉城亜洸(たましろあこう)。第1ラウンドと第2ラウンドは有効打が打てず、互角の戦いとなりますが。

沖縄水産 玉城亜洸選手「大振りになってパンチがあまり当たってなくて焦っていたけどガードで距離をとって頭を動かして足を使って戦いました」

第3ラウンドでは冷静さを取り戻し、1分19秒。レフリーストップコンテスト、プロで言うTKOで勝利。県大会優勝を決めました。

沖縄水産 玉城亜洸選手「もっとフットワークを素早くしたいです。自分のボクシングで戦えたら一番良い」

高校ボクシング 春季大会

46kgから49kgのフライ級では、プロボクサーを目指す中部農林の3年生桑江羅唯也(らいや)が登場。

序盤は相手のパンチを受けるなど、なかなかペースをつかめずも第2ラウンドからは相手との距離を詰めて、積極的にパンチを繰り出す得意のプレーを連発。3-0の判定勝ちで優勝です。

中部農林 桑江羅唯也(らいや)選手「高校最後なのでここで優勝まで行って卒業後はプロに行きたいのでしっかり倒せるようなボクシングをやっていきたい」

その他の階級の優勝者はご覧の通りです。ここまでのトレーニングの成果をリングで表現できました。

春季大会で結果を残せた選手、実力を出し切れなかった選手。それぞれの思いを胸に、次の夏のインターハイに向けてギアを上げ、全国大会での活躍を目指し、そして3年生は最後の追い込みをかけます。