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県内における新型コロナの感染状況について10代の感染が増加傾向にあり、とりわけ「18歳」が突出して多くなっています。

県の疫学統計・解析委員会が3月7日から3月13日までに確認された感染者4496人を年齢別にまとめたところ10代が最も多く993人で全体の2割を占めていて、特に18歳は「275人」と他の年齢と比べて感染者が集中していたことがわかりました。

保健所の疫学調査で高校3年生の卒業パーティーや旅行による集団感染が複数確認されたということです。3年間の高校生活のうち大半を新型コロナ対策に費やす形になり我慢を強いられた反動が卒業式シーズンに出たことが原因だとみられています。

今後は、進学や就職・転勤による会食が増えることが予想されていて感染リスクを避けるため、会食の開催をできるだけ控えたりPCR検査で事前に陰性を確認したりするよう委員会が呼びかけています。

卒業シーズンに「18歳」で急増 沖縄の新型コロナ