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今がピークで高止まりの状況なのか。もしくは、さらに感染が拡大していくのか。新型コロナ・オミクロン株の猛威が続いています。

県内では1月12日、新たに過去2番目の多さとなる1644人の感染が確認されました。

県によりますと、県内では1月12日、新たに10歳未満から90歳以上まで1644人の感染が確認されました。1759人の感染が確認された1月3日の週の土曜日に次いで過去2番目の多さとなっていて、県内の累計感染者数も6万人を超えました。

年代別では依然として20代が最も多い状況が続いているうえ、家庭内などでの感染も増加傾向にあり、20代以外の他の年代の感染者が占める割合も増加しています。

感染したり、濃厚接触者と判断されたりして欠勤せざるを得ない医療従事者も1月12日時点で628人となっていて、コロナ病床の確保が困難になるなど大きな影響が出ています。

また、1月11日から1400人近く増えるなど、自宅で療養をしている人が5913人にのぼっています。自宅療養者には自動で電話をかけるシステムを使って健康観察が行われていますが、電話に出ない人が増えているため、健康観察に支障を来す恐れがあるとして、県は電話に応じて健康観察を行うよう呼びかけています。

新型コロナ 新規感染者1644人

きょうの新規感染者は1644人です。このうち南部保健所管内で498人、中部保健所管内では491人と、本島中南部で多くの感染者が確認されていることになります。そして累計はきょう6万人を超えました。人口10万人あたりでは598.27人と600人に迫っています。

カレンダーで推移を見ていきますと、きのうおととといは700人台でとどまっていたのですが、きょうは先週土曜日に続いて過去2番目に多い人数となっています。

そして医療の状況です。感染が医療従事者にも広がり、ひっ迫した状況が続く中、入院患者数は305人ときのうより15人増えています。重症の方はいませんが、中等症の方は21人増えて146人です。入院調整中の方も2904人ときのうに比べて77人増えています。

「感染しない・させない意識」を持って乗り切りましょう。