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芥川賞作家大城立裕さんが亡くなって1年になるのに合わせ24日、追悼シンポジウムが開かれました。

大城さんはアメリカ統治下の沖縄の不条理さを描いた「カクテル・パーティー」で芥川賞を受賞しました。シンポジウムには大城さんと交流のあった又吉栄喜さんも登壇し、他の作家の作品を比較しながら作品の特徴を語りました。

芥川賞作家の又吉栄喜さんは「大城が天寿が迫っていると覚悟しながらも沖縄の現状を書くというのは、沖縄問題が大城文学の本当に血肉になっていたんだと感嘆する」と話していました。

会場を訪れた人は、大城さんの文学の魅力やこれからの沖縄文学の可能性に興味深そうに耳を傾けていました。

  大城立裕さん追悼シンポジウム開催