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2022年も県立高校の入試の出題範囲が縮小されることになりました。2021年に続き2年連続です。

県教育庁は長期化する新型コロナの感染拡大を防ぐために臨時休校や分散登校を余儀なくされたこともあって学習の遅れが懸念されていることから2022年3月に実施される県立高校の入試で出題範囲を縮小することを決めました。

県が県内すべての中学校を対象に実施したアンケートでは感染の拡大が長く続いた中南部を中心に80%近くの学校が「縮小する必要がある」と回答したことを受け公平性を考慮して2021年に続き2年連続で出題範囲が縮小されます。

出題範囲から除かれる内容は数学だと「三平方の定理」と「標本調査」で英語では「仮定法のうち基本的なもの」、また、国語では「中学3年で新たに学習する漢字」となっています。

県教育庁の担当者は「出題範囲から除かれる内容もしっかりと勉強したうえで受験してほしい」としています。

  県高校入試の出題範囲を縮小 コロナで学習遅れ懸念