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感染拡大が止まりません。新規感染者が2日連続で150人を超えました。県内では7月21日、新たに高齢者4人の死亡と男女あわせて169人が新型コロナに感染したことが分かりました。

県は、施設内で新型コロナに感染し治療を受けていた70代から90代の男女4人の死亡を発表し、県内で亡くなった人は累計で224人となりました。

7月21日新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女あわせて169人で、2日連続で150人を上回り、県内の累計感染者数は2万2170人となりました。

感染がわかった人のうち74人が感染者との接触が確認されていますが、残り95人の感染経路は不明です。

居住地別に見ると最も多かったのは那覇市で39人、次いで、うるま市で23人浦添市で18人などとなっています。7月21日を含めた1週間あたりの新規感染者数は645人で、人口10万人あたりだと44.21人となりました。アメリカ軍から県に対して新たに11人の感染があったと報告されています。

また、クラスターが3例確認されていて、沖縄市の社会福祉施設2カ所で合わせて19人、県外のイベントに県内から参加した7人となっています。台風6号の影響で休止していた沖縄コンベンションセンターと県立武道館の広域接種センターについては、7月21日から再開しています。

沖縄県で新型コロナ169人感染4人死亡 前日の感染者上回る

感染状況をまとめて見ていきます。きょうも衝撃的な感染者数となりました。新たに169人が確認され、累計は2万2170人です。人口10万人あたりの新規感染者は44.21人と、グラフでも急激に増えていることが分かります。

カレンダーで推移を見ていきますと、先月16日以来の100人超えとなったきのうをさらに上回り、ここ1カ月で見ても断トツに多いことが分かります。

医療現場のひっ迫も続いています。入院患者数は244人、重症は4人、中等症は176人です。入院調整中の方はきのうより3人増えて168人です。

県の警戒レベルは療養者数と新規感染者数が「感染まんえん期」です。そして病床占有率は、きのうより3.4ポイント増えて52.7%となっています。

きのう火曜日の人の流れです。きのうは国際通りでいずれも減っていた以外は、人出が大きく増えていました。今、感染を拡大させないことが、今度こそ終息につながると信じて対策をしっかりしていきましょう。