※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

慰霊の日の23日、八重山の各地でも戦争の犠牲者をしのぶ追悼式が静かに執り行われました。

八重山戦争マラリア遺族会・唐真盛充会長は「八重山では配備されていた日本軍によってマラリアのまん延する山間部に6月10日全住民が強制的に移動させられました。多くの住民、主に年寄りと女性や子どもに多くの犠牲がありました」と述べました。

石垣市では戦時中の強制疎開によってマラリアにかかり、3600人あまりの住民が命を落としました。

犠牲者をまつる慰霊碑で行われた追悼式は、新型コロナの感染対策のため規模を縮小して行われ、2021年は遺族など30人が参列。慰霊碑に静かに手をあわせていました。

八重山戦争マラリア犠牲者追悼式