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新規感染者は13日連続で前の週の同じ曜日を下回りましたが、県は緊急事態宣言の2週間の延長を国に要請する方針を固めました。

県内では6月16日、新たに男女あわせて115人が新型コロナに感染したことが分かりました。県によりますと、6月16日新たに新型コロナに感染が確認されたのは速報値で10歳未満から80代までの男女あわせて115人で、13日連続で6月7日週の同じ曜日を下回り、これで県内の累計感染者数は、1万9784人になりました。

感染がわかった人のうち61人が感染者との接触を確認していますが、残りの54人の感染経路は不明です。居住地別に見ると最も多いのは那覇市で26人、次いで、沖縄市が18人、うるま市が17人などとなっています。

6月16日を含めた1週間あたりの新規感染者数は848人で、人口10万人あたりだと58.13人になりました。またアメリカ軍から県に対して1人が感染したと報告がありました。

県は、国に緊急事態宣言の延長を要請するため最終調整を行っていて、県幹部によりますと宣言の2週間延長を求める方針を固めたことを明らかにしました。県の新型コロナ対策会議で正式に決定されるということです。

沖縄 新型コロナきょうの感染状況と緊急事態宣言延長求める方針

感染状況をまとめて見ていきます。きょうの新規感染者は115人、これで累計は1万9784人です。人口10万人あたりの新規感染者は58.13人です。カレンダーで見ると、13日連続で前の週の同じ曜日より減り続けています。石垣市内では感染状況が落ち着きつつあるとして、きょうから学校の登校を再開させています。

医療の状況です。入院患者数は40人減って569人ですが、重症が15人、中等症は370人、入院調整中の方は90人増えて478人と、医療体制はまだ改善していません。

県の警戒レベルは、療養者数や病床占有率など3項目が「感染まんえん期」です。このうち病床占有率は84.5%とひっ迫しています。陽性率は7.0%となり、「感染流行期」に引き下げられました。

きのう火曜日の人出も見ていきます。きのうは1週間前との比較で県庁前駅では減っていましたが、そのほかの場所では増えていました。不特定多数の人がいる場へ行かない、同居家族以外の人との会食を避けるなど、引き続き感染対策しっかりしていきましょう。