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山城アナウンサー「楽園の海、案内は水中カメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは『東海岸ダイビングおすすめポイント』です」

長田さん「はい!東海岸で長年ガイドをしている方と一緒に潜ってきました」

山城アナウンサー「では早速見て行きましょう!」

長田さん「沖縄本島の東海岸で潜る時にはとても便利な平安座漁港からクッカバラに乗船してお勧めのダイビングポイントに向かいます。今回、船長とガイドを務めて頂くのはマリンスペースの玉栄将幸さん私がまだ沖縄の海初心者だった30年前既に現役バリバリでガイドしていた方なんです」

山城アナウンサー「頼りにしてます」

長田さん「まずは浮原島の近く外洋に面した所へ」

玉栄将幸さん「ミドリイシのサンゴが結構いっぱい色んな種類がいますので特にここだけアオサンゴが群生してて」

楽園の海 東海岸ダイビングおすすめポイント

長田さん「早速海の中へ水深は3m黄金色にも見えるアオサンゴの群落です。ガイドの玉栄さんが入るとサンゴの大きさもわかりやすいですね。丸みを帯びたアオサンゴの塊がかなりの広範囲で群生しているようです」

山城アナウンサー「名前は何でアオサンゴって言うんですか?」

長田さん「骨格が青いからそう呼ばれています。表面の色は茶色ですが中は青いんですよね。これはポリプを広げているところ同じ群体でもポリプ出していたり出してなかったり」

山城アナウンサー「なんの違いなんでしょ?」

長田さん「私では、解明できません」

山城アナウンサー「群れている魚も地味な色が多いんですか?」

楽園の海 東海岸ダイビングおすすめポイント

長田さん「はい普段サンゴ礁で見かける色のついた魚は少ないですね。これはスジクロハギの群れ決して体の色に合わせてカムフラージュしている訳ではないと思いますが地味ですね。逆に華やかなサンゴ礁では目立たないモンガラカワハギが目立ってます。この景色の中に美味しそうな生き物が隠れていますが分かりますか?」

山城アナウンサー「えっ分かんないです」

長田さん「20cmほどの大きさ夜光貝西海岸では数が激減していますが東海岸にはまだまだ沢山ありますアオサンゴは水深3mから10mまで広範囲にわたって群生してました。

長田さん「次は・・・浮原島の北側にボートを停めます」

玉栄将幸さん「凄い大きなイソバナがあって慶良間とは違ってね砂地から大きく広げた形ですごい絵になるのでこの光景は是非見せてあげたい」

楽園の海 東海岸ダイビングおすすめポイント

長田さん「こちら水深12mの砂地にある小さな岩に生えているイソバナ高さは2mにも達します西海岸やケラマ諸島では岩場に生えているイメージがありますが砂地の多い場所では見かけない光景なんです」

山城アナウンサー「砂地が近くにあるとイソバナは大きく育たないんですか?」

長田さん「台風などの影響で砂が被ってるしまい大きくなる前に死んでしまうのかも?しかも真上に広がって生えてるイソバナでこれだけ大きなものは見た事なかったんです。隣には、高さ25cmほどの子供イソバナ同じ様に大きく育って欲しいですね」

山城アナウンサー「立派に育ってほしいですね」

長田さん「こちらは、水深16mにあるイソバナこちらもかなり大きいですねイソバナに付く魚ではない魚の姿がありました」

楽園の海 東海岸ダイビングおすすめポイント

長田さん「ヘコアユです。ダイバーの方は分かるかもしれませんがこの組み合わせ今まで一度も見た事なかったんですよ半年前から住み着いている様です。貴重なイソバナたくさん太陽の光を浴びてもっともっと大きく育って欲しいですね」

山城アナウンサー「すごい綺麗でした!」

長田さん「今回東海岸の海に潜ってみて西海岸やケラマ諸島には無い光景を沢山見ることが出来て嬉しかったです」

山城アナウンサー「はい!今回も貴重な映像ありがとうございました以上楽園の海でした」