2月15日は新型コロナの新規感染者がおよそ4カ月半ぶりに10人を下回りました。ただ、高齢男性1人の死亡も確認されています。

県内でコロナが初めて確認されてから1年が経ちました。QABでは、沖縄タイムス社と共同で、県民を対象に意識調査を行いました。県民に影を落としたコロナの影響を読み解きます。

県によりますと亡くなったのは宮古島市に住む80代の男性で、1月26日に陽性が確認され、高齢者施設で治療を受けてましたが2月10日に容体が悪化し搬送先の病院で死亡が確認されました。

また、県内で2月15日新たに20代から60代までの男女あわせて5人の感染が確認されました。10人を下回ったのは2020年9月25日以来、143日ぶりです。

緊急事態宣言の延長から1週間が過ぎ感染状況が徐々に落ち着きを見せていますが県はここで緩むことなく感染をさらに抑え込むための協力を県民に呼びかけました。

コロナ確認から1年 県民意識調査 生活・働き方に変化 ワクチンに期待高まる

県内で初めて新型コロナが確認されてから14日で1年が過ぎました。この1年で、県民の生活はどう変化してきたのでしょうか?

女性「マスクを毎日着けての生活というので、学校での生活もけっこう変わったので、最初のころは面倒くさいというのもあったが、今はそれに慣れてしまい、そこまで苦には感じない」

女性「買い物に行くのも気をつけて、あまり出かけないようにしているというのが、変わったことですかね。手を洗ったりは常にやっています」

QABでは、この1年間の変化について、県民に意識調査を行いました。調査はご覧の方法で14日に行い1047人から回答を得ることが出来ました。

コロナ確認から1年 県民意識調査 生活・働き方に変化 ワクチンに期待高まる

「働き方の変化」働き方の変化について尋ねたところ、「就業時間が減った」が16.9%、「時差出勤や在宅勤務が増えた」が15.5%でした。

女性「(感染状況で)職場の対応が日々変わるので、それに追いつくのが大変」

男性「厳しいよ。お客さんがいないもん。飲み屋なんかも閉まっている。ほとんど歩く人もいないから、ただ時間をつぶす感じ」

コロナ確認から1年 県民意識調査 生活・働き方に変化 ワクチンに期待高まる

「玉城知事のコロナ対策」玉城知事が行ったコロナ対策については、「評価する」が50.7%で、「評価しない」の23.6%を大きく上回りました。

「菅政権のコロナ対策」反対に、菅政権が行ったコロナ対策については、「評価しない」が61.8%で、「評価する」の16.5%を大きく上回る結果となっています。

女性「ほかのトップの人たちも迷っていると思うが、デニーさんはよくみんなのためにやってくれていると思う。それに皆も足並み揃えて同じ方向を向いて頑張れたらと思う」

男性「良くもなく悪くもなく。みんなの生活が良くなっているわけでもなく、すごい悪いというわけでもなく。ドイツとかイギリスとか、ヨーロッパの方が進んでいるという感じを受ける」

コロナ確認から1年 県民意識調査 生活・働き方に変化 ワクチンに期待高まる

「必要な施策」必要な施策については、「一律の現金給付」と回答した人が20.2%と最も多く、次いで、「早期のワクチン接種」、「医療現場への財政・人的措置」などとなっています。

一方、その医療の現場では、この1年を 「一つ一つの波を超えるたびに学んできた」と振り返っています。

県立中央病院 感染症内科椎木創一 医師「当初はどういうウイルスか、どのようにうつるのかとか、どういう人が悪くなるとか、治療法すらままならない状況で始まったので。やはりあの時は医療従事者の中でもかなり恐怖があった。その経験を経て、いろんな治療法、何かに対処できるような準備を整えつつあったところで第2波、7月ですね、この時は数が第一波と比べて半端ない数だった。そのころからどういうような治療や感染対策をすれば拡大を防いだり、悪くしないでいけるかが徐々にわかってきた時期でもある。前向きに考えれば”一つ一つの波を越えるごとに医療などの現場ではどういうことが問題であるかということを学びつつある”」

日常は様変わりしてしまいましたが、感染防止対策で大切なことは変わっていないと言います。

コロナ確認から1年 県民意識調査 生活・働き方に変化 ワクチンに期待高まる

県立中央病院 感染症内科椎木創一 医師「要するにご自分がかからない、それが人を守ることになるので、マスクをしっかり着けられるか、手洗いができるか、人との距離をとれるか、実はこの大原則は何も変わっていない」

また、これからの1年は、”ワクチン接種”への期待が高まっています。ワクチンの接種が広く進めば、新型コロナのさらなる抑えこみができると言います。

県立中央病院 感染症内科椎木創一 医師「幸いワクチンが有効性があるということに対しては、あまりほとんど疑う余地がないと思います。なので日頃の感染対策をしつつ、広くワクチンが一般の方を含め打つことができる、打つことが進めばやはり流行そのものがだんだん遠のいていくということは期待できますので。逆に今度はウイルスを抑え込む、今までは2波、3波とできましたけど、4波、5波を起こさない、起こしてもそれをすぐに抑え込めるという年にしたい」