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国の天然記念物に「ヒシクイ」が長旅の疲れを癒しています。

まんまるな体を揺らしのしのし歩く姿はまさに「黒いアヒル」ではなく、国の天然記念物に指定されている渡り鳥「ヒシクイ」です。

ヒシクイはガンの仲間でロシアや中国北部といったユーラシア大陸で繁殖し、冬になると餌を求めて南下し日本へ渡ってきます。

県内でも毎年、飛来が確認されていて1月初めに名護市のウコン畑に飛来し、長旅の疲れを癒す様子が目撃されました。居心地がいいのか、人が近づくのも気にせず、夢中で草をついばんでいます。

あとに着いて行くと、草むらからもう一羽、ヒシクイが顔を出しました。2羽は仲良く草を食べている様子でした。ヒシクイは2月初めまで、羽を休めるとみられています。

名護市に「ヒシクイ」飛来