北海道から沖縄へ3000kmを超える大回遊!世界の海をまたにかけるザトウクジラの回遊ルートについて新たな発見です!

沖縄美ら島財団・小林希実さん「10月から1月までの間、結構長い時間をかけて、3200キロの距離を泳いできているのかなというようなことが、時期から想像できたことが、ちょっとおもしろい」

12月下旬から4月にかけて、繁殖のため沖縄の海にやってくるザトウクジラ。これまでの調査で夏はロシア周辺、冬は沖縄や小笠原諸島などで過ごすことがわかっていましたが、詳細な回遊ルートについては謎に包まれていました。

今回、沖縄美ら島財団と北海道大学の共同研究で、北海道沖を経由して沖縄に来ていることが明らかになりました。決め手は「尾びれ」でした。

沖縄美ら島財団・小林希実さん「模様だけでも千差万別ある上に、尾びれのフチのギザギザも1個体1個体異なっていますので、この色々な指標をもとに識別できる」

沖縄で確認された1800頭分のデータと、北海道沖で2018年10月に確認された5頭のザトウクジラのデータを照合した結果、そのうちの1頭が同じ個体だったことが判明しました。

沖縄美ら島財団・小林希実さん「クジラの行動範囲をしっかりと知って、世界の人たちと協力して保全活動をしていくというところに、回遊ルートを解明する意義があるかなと思っています」

沖縄美ら島財団では、今後、ザトウクジラの国内の回遊経路を解明していく方針です。

ザトウクジラの回遊ルートで新発見!