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新型コロナウイルスの影響で、企業の採用活動が中止や延期になり、求職者との出会いの場が失われつつあります。そんななか、企業と求職者をつなげようと、ある無料の求人サイトが登場しました。

ウェインクリエイト宮城リチャード社長「コロナもあるので、一概には言えないんですが、弊社としては基本的に、応募自体がこういった状況もあって少ないというのところがありますし」

県内で子供向けのプログラミング教室を展開している宮城リチャードさん。新型コロナの影響で、会社の経営が苦しい状況が続いていますが、しかし、そのなかでも継続した人材の確保は求められていて、そこで課題となるのが求人募集の広告でした。

ウェインクリエイト宮城リチャード社長「広告費用というものが1回でくるかどうか分からない中で、計算しづらい費用の一つではありますので、年間とすると数十万から数百万になる場合もありますので、会社としてのその部分にかける費用というのは、大きいと言えます」

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一方、企業の採用活動だけではなく、職を求める人たちにも、新型コロナの影響が出ていました。

沖縄国際大学 4年生松田駿太さん「3月から本来なら合同説明会とか開始されるんですけど、そこからやろうと思ってた人たちは、合同説明会も軒並み中止になったので、どういう会社があるか分からないと言っていて、そこは例年の学生と比べて不利なのかなと思います」

沖縄国際大学 4年生星野七海さん「実際に試験だったりとか、エントリーが始まった時点で新しく知った企業の説明会が全部中止になったりとか、直接会社に行く機会が失われたりというのが、結構辛かったです」

そんな悩みを解決するため、取り組みを始めた男性がいました。株式会社プロアライアンス代表、大城佑斗(おおしろ・ゆうと)さんです。

プロアライアンス大城佑斗代表「求人会社だからこそ、何か地域に還元できないか、貢献できないか、それを考えていた時にです。出会いの場を創出するというところから、実際に入社することができる、実現するサイトを作りたいなと思って」

大城さんが立ち上げたのが、人材を求める企業の求人登録の掲載から、採用までの一連の流れを全て無料で行うことができる求人サイト。「ウェブで繋がる沖縄」でした。サイト内では、企業の担当者と、職を求める人たちが直接メッセージのやり取りをすることができます。

プロアライアンス大城佑斗代表「一般的なイメージとして求人サイトというのは、応募というイメージがあると思うんです。このウェブで繋がるには応募というボタン自体もなければ、概念がそもそも存在しません」「あくまでも繋がるということにフォーカスしているので、応募するというものがない以上、コミュニケーションサイトのようなものにできたらいいなと私は考えています」

ジャンボツアーズ 総務経理部宮城俊彦 課長「(求職者の)プロフィールが登録されているんですけども、その中で(企業側が)知りえない情報であったりとか、我々も求人票出させていただいてますけど、その中で求職者の方が気になることに関しては、やはりメッセージでのやり取りの方が面接もスムーズにいくでしょうし、というのは非常に便利に感じてますね」Q実際にメッセージが届いてどう思ったか「見てくれてうれしいなという気持ちがありますし、そこには真摯になって対応していかなければなと思いますね」

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ウェインクリエイト宮城リチャード社長「気軽にメッセージのやり取りができたということは、面接に行くまでに、相手のことを文章から読み取ったり、そういったこともできたので、その辺りは非常によかったのかなと思います」

企業と人材を繋げるウェブで繋がる沖縄。実際にサイトを利用して就職を決めた人がいました。

大城さんが立ち上げた新しい求人サイト。ウェブで繋がる沖縄。実際にサイトを利用して仕事を決めた人がいます。

キッズエイト 一谷修将さん「もともとプログラミングとか教育というのに興味がありまして、前々から仕事は探していたんですけど、高卒での求人がもともと少なくて、その際に今回のウェブで繋がるを使用して見つけて応募したというのが経緯になりますね」

現在、子供向けプログラミング教室で講師として働く一谷修将(いちたに・しゅうと)さんです。県外のリサイクルショップで働いていましたが、新型コロナの影響で客足が途絶え、店は閉店。古里沖縄に戻り、新しく仕事を探しましたが、なかなか仕事は見つかりませんでした。

キッズエイト 一谷修将さん「すごい困っていたので、求人誌見て連絡しても、ちょっと・・・みたいなこともあったりしたので」

そんなとき、一谷さんが出会ったのが、ウェブで繋がる沖縄だったのです。

キッズエイト 一谷修将さん「メールでやり取りするのとは違って、やりやすかったし、その人の心情とかも出てくるので、メールとかのコピペしたメッセージとは違って、言葉遣いとかも人によって違うと思うので、そういうのが表れてて、ぼくはやりやすかったですね」Q今の仕事のやりがいは「生徒に自分が教えて、それを理解してもらった時が一番やっててよかったなと思いますし、難しいのが一緒に解けた時とかは、すごいやりがいは感じますね」

サイトの利用料は、全て無料というウェブで繋がる沖縄。そこには、地域の企業が元気にならなければ、繋がる人たちも元気にはなれないという大城さんの思いがありました。

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プロアライアンス大城佑斗代表「やっぱり沖縄県経済を回復するというところが、私は関われたらいいなと思っているところなので、そのために沖縄県地場企業がまず元気になること、そして求職者の方々の就業機会を増やしてあげること」「そういったつながったきっかけが、どんどん増えてるというのは、すごくうれしいことだと思います」

企業と求職者をつなぐため、これからも大城さんの取り組みは続きます。