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6月22日、嘉手納基地で起きた火事で塩素ガスが流出した問題についてアメリカ軍は「基地の外には出ていない」と防衛局に連絡してきたことがわかりました。

嘉手納基地などによりますと22日、嘉手納基地の危険物を保管する施設で火事が起き、発生した塩素ガスを浴びるなどした軍関係者約100人が目の痛みや痒みなどの症状を訴え、医療機関で手当てを受けましたが、大半が軽症だったとしています。

また、塩素ガスは火事が起きた施設から300m以上は広がっておらず、下水処理施設も含め、基地の外には流出はしていないということです。また、塩素ガスが発生した理由について消火活動の水と、施設内に保管されていた「次亜塩素酸カルシウム」が反応したためだと説明しています。

なお、出火原因についてアメリカ軍は現在も調査中としています。

嘉手納基地火災で米軍「塩素ガス 外への流出なし」