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コロナの影響で野菜が売れなくなってしまった農家をサポートしようと、さまざまな企業が知恵を出し合った販売会が行われました。

那覇空港で行われた販売会。空港内の店舗で売れ残った商品が従業員に安い価格で提供されたほか、飲食店などに買い取ってもらえなかったやんばるの農家の野菜が販売されました。

企画したのはIT企業の「アザナ」。取り引き先の企業から紹介された農家とつながり、航空関連会社に場所を提供してもらって実現しました。

株式会社アザナの田邉裕貴社長は「SDGs(持続可能な目標)フードロスの問題や地産地消のようなことが促進していくかと思うが、我々のような企業が、こういった連携ができる一つ道しるべが出来れば、県内に新しいムーブメントができたらすごく嬉しい」

買い物した従業員は「地元の農家さんの少しでも助けになればと買い物に来て思ったよりいつもあまり見ない野菜が並んでいるので来られて良かった」と話していました。

野菜の販売会は今回限りとなりますが、ノウハウや新たに生まれた連携の形は今後に生かされます。

フードロス軽減へ企業が連携