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首里城正殿跡の発掘調査で出土した遺物を展示する首里城正殿跡出土品展が開催されていて、貴重な文化財が公開されています。

出土品展は、西原町の県立埋蔵文化財センターで開かれていて、県教育委員会が1985年から2年間にわたり実施した発掘調査で見つかった正殿の遺構や、建築部材などが展示されています。

この中には、琉球王国が海外との交易で入手した陶磁器や正殿の装飾なども見られます。また、遺物の中には1992年の首里城の復元の際に正殿の装飾などで参考にした基礎資料も含まれています。

これらの出土品は首里城のほか、県の埋蔵文化財センターにも保存され、首里城を知る貴重な資料として注目されています。