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18日、宜野湾市で高濃度の塩素水が誤って水道水に流入し、市が一時、水道水を飲まないよう市民に呼びかける事態となりました。

宜野湾市上下水道局によりますと、18日午後3時半ごろ、宜野湾市長田の配水池で、塗装工事のあと、消毒に使っていた塩素水が誤って水道水に流入し、水道水の塩素濃度が一時基準値の5倍近くにまで上がりました。

そのため市は、この配水池から水を供給している嘉数地区や真栄原地区など市内6地区、約1万4400世帯に対し、水道水を飲まないよう、防災無線などで呼びかけました。塩素の濃度は、午後8時頃には基準値内に下がったことが確認されたということです。

流入した原因としては、業者が機械の故障に気が付かず、さらに担当者が現場を離れていたためととみられています。

松川宜野湾市長は「こういう事故が発生して、市民の皆様にお詫びを申し上げます。人的なエラーでありまして、市民の皆さんの不安、いち早く取り除きたい」と話しました。

市では、水を飲んで体調に異変が出たという人は相談してほしいと呼びかけています。

水道水に高濃度の塩素水