辺野古の新基地建設で、水深90メートルまで軟弱地盤が続く地点の護岸の安定性について、地質学の専門家が「崩壊する可能性がある調査結果をまとめたことがわかりました。

分析したのは、地質学を専門とする新潟大学の立石雅昭名誉教授ら専門家十数人でつくる調査チームです。大浦湾に設置されるコンクリート製の大型護岸について、海底の地盤がマヨネーズ状と軟弱なため、国が求めている安全性の水準を満たしていないことが調査で裏付けられたということです。

この地点の地盤強度をめぐっては、国が水深70メートル以下は「非常に固い」と結論付けていましたが、軟弱だとするデータが存在していました。国は「業者が簡易的に実施した調査で、信頼性が低いので設計に反映させていない」と説明しています。

調査チームの分析ではこのデータを用いて地盤の安定性を試算しました。立石名誉教授は「国が再度調査をして地盤強度の正確な数値を示すべきだ」と指摘しています。

辺野古 護岸が崩壊の恐れ 専門家が分析