東京オリンピックを目指す県勢選手の意気込みをお伝えします。

まずは空手の金メダル候補、喜友名諒選手の稽古始めは、琉球舞踊からスタート!安定感ある腰の回転や柔らかな手の返し方などを取り入れ、演武に厚みを加えます。勝負の2020年。喜友名選手の思いとは!?

劉衛流龍鳳会の稽古始め。世界選手権3連覇など偉業を誇る佐久本嗣男(さくもと つぐお)会長が手塩にかけて育てた門下生たちは、国内外の大会で活躍しています。

佐久本会長「沖縄はいままで(五輪では)銅メダルやパラリンピックでは銀メダルがあったが、ずばり勝つ!」

その世界で勝てる最有力が喜友名諒選手。空手の日本代表決定は4月ですが、恩師にならぶ世界選手権3連覇、全日本選手権では8連覇中と、オリンピック出場はもちろん金メダルも期待されています。

喜友名選手「オリンピックでは優勝して、沖縄県民として金メダルを獲得した選手はまだいないので、そこも取って空手の長い歴史に自分の名前を刻んで、歴史を作っていきたい。」

一方カヌー競技のカナディアンペア1000mでオリンピック出場を目指すのは、県勢コンビの當銘孝仁(とうめ たかのり)選手と、大城海輝(おおしろ かいき)選手。2人とも沖縄水産高校カヌー部出身で、現在は日本代表選手として県外を拠点に、国内外の大会に出場しています。

當銘選手「今回(沖縄合宿)はベーシックな体作りと、それに加えてスピードの強化をやってきた。」

3月にタイで行われるアジア選手権のカナディアンペア1000mで優勝すれば、東京オリンピック出場権が与えられます。

大城選手「今までと違って海外の選手と競り合えるようになって、そこは一番大きく成長を実感した。」

當銘選手「五輪でのメダルはすごく価値があることだと思うし、沖縄の人は強いということを感じてもらえたらと思う。」

バスケットボールでもオリンピック出場を目指す県勢選手がいます。国内女子最高峰Wリーグで活躍する伊集南(いじゅ みなみ)選手。デンソーの副主将としてチームをけん引する傍ら、東京オリンピックで正式種目となる3人制バスケ、スリーバイスリーの日本代表候補にもなっています。

伊集選手「3人制の女子はオリンピック予選に出ないといけないとなっているので5人制、3人制と両方活動しないといけないが、しっかりコンディションを整えてやっていくしかないと思っている。」

オリンピック出場と同時に、沖縄の女子バスケを盛り上げることも目標です。

沖縄の誇りと恩返しを胸に、県勢トップアスリートのまなざしは東京へと向けられています。

沖縄からは1992年のバルセロナオリンピックで体操団体の知念孝選手が銅メダル、パラリンピックでは2008年北京で車いす陸上マラソンの上与那原寛和選手が銀メダル、2016年リオの車いすラグビーで仲里進選手が銅メダルを獲得しています。

東京オリンピックでさらなる県勢メダリストの誕生に注目です。