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今年1年の沖縄を振り返る「シリーズ2019」。きょうはスポーツです。今年もたくさん沸かせてくれた沖縄スポーツ界ですが、皆さんは一番何が印象に残っていますでしょうか?街行く人々にマイクを向けてみました!

2019年・今年も様々な出来事があった沖縄スポーツ界!そこで、街で100人に聞きました!「今年、沖縄スポーツ界で一番印象に残っていることはなんですか??」

すると上位5つはとても僅差に!第5位はそれぞれ10人が選んだ2つのトピック!

50代男性「にわかファンという言葉が出てきたくらいで。」

40代女性「田村選手が沖縄出身ということで出られていたのもありましたし。」

中学生「『ONE TEAM』ですよね。」

W杯、初のベスト8に輝いたラグビー日本代表!沖縄出身の母を持つ田村優も司令塔として活躍。

そして同じく第5位は…。

30代男性「沖縄のサッカーがそんな盛り上がるなんて、一時首位に立ってましたし。」

中学生「このまま行ったらいつかJ1も夢ではないかなと思います。」

初のJ2の舞台で戦った、サッカーFC琉球!開幕4連勝をあげるなど鮮烈なスタートを切りました!シーズン中盤ははやや苦しみましたが、それでもこのビッグニュースが!

小野伸二選手・入団会見「J1に行く挑戦をみんなで続けていきながら、1試合でも多く、1分でも長くピッチに立てるように頑張っていきたいと思います。」

元日本代表・小野伸二がFC琉球に加入!今シーズンは22チーム中14位とJ2残留を勝ち取ったFC琉球。来シーズンはさらなる上の順位を目指します。

続いて4位は不動の人気!今年も沸かせました!

30代女性「沖縄中で盛り上がっているし、見ているほうも楽しませてもらっているので。」

中学生「あ、ゴールデンキングス!かっこいいなって思います。」

ケガ人が相次ぐ苦しい状況の中でも、2年連続のベスト4入りを果たした琉球ゴールデンキングス。

ちなみに街ではこんな声も…

30代女性「新聞に載っていたんですけど、入場料収入がすごい割合が高くて。すごい収益力があるなと思って。」

キングスは昨シーズンの入場料収入は3億5千万円で、Bリーグ全体でも3位と県民のキングス熱の高さが伺えます。一方キングスはさきほど、チームを2年連続のベスト4へと導いた佐々宜央HCの退任を発表。今後の動きが注目されます。

このあとは気になるトップ3の発表!まだ、あの競技が出ていませんよね?街の人100人に聞いた今年の沖縄スポーツ!第3位は…。

女子中学生「イケメン好きなので。」

60代男性「日本選手権8連覇、世界は3連覇ですか。」

80代男性「やっぱりねぇ、喜友名選手ですよ。」

いよいよ来年に迫った東京オリンピック。初めて種目に追加された空手で出場が確実となっている喜友名諒。金メダルの有力候補に名前が挙がっていますが、慢心はなく、沖縄発祥の空手を世界に見せつけます。

喜友名選手「1日1日の稽古を集中して技を磨いて、オリンピックまでの大会をすべて優勝して、オリンピックにつなげていければいいなと思います。」

一方、車いす陸上での4大会連続となるパラリンピック出場が内定している上与那原寛和。この週末の練習を覗いてみると、なんとやっているのは車いすラグビー!パラリンピックのメダリストで、県出身の仲里進の誘いを受け、新たな競技にも挑戦しているんです。来年は49歳。飽くなき向上心で東京でのメダルを目指します。

さて、残すは上位2つ!の前に、今回はランキングには入らなかったものの、まだまだ話題が盛りだくさんだった今年のスポーツを続けてどうぞ!

【侍ジャパン・嘉弥真新也選手】

高校生「プレミア12で日本代表に選ばれていて、沖縄県の代表でもあってすごいなと思いました。」

【NAHAマラソン】

中学生「大人になったら出てみたいです。」

【比嘉一貴選手ツアー初優勝】

そして身長158㎝のプロゴルファー、比嘉一貴は悲願のツアー初優勝。

比嘉一貴「(Q.今気持ちを誰にどんな言葉で伝えたいですか?)きょうもはるばる沖縄から応援に来てくれた家族のみんなだったり…(涙)」

40代男性「小さいのにすごい頑張っていて、キャラクター的にもすごく良くて、選手からも愛されているのがテレビからもわかりました。」

では、いよいよ上位2つを発表!第2位!

60代女性「ちょうど仕事中だったので、テレビで流れているのをチラチラと見ていて。(でもやはり気になる?)そうですね(笑)。」

40代女性「息子が沖尚なので応援していました。」

80代女性「夏の甲子園も最後まで見ました。大変すばらしかった。」

沖縄球史に刻まれる激闘となった、夏の高校野球沖縄大会の決勝戦。延長に突入した試合は12回表・沖縄尚学が2点を勝ち越し。しかし、そのウラ、興南も2点を返し同点。両チームの甲子園への思いが激しくぶつかります。

迎えた延長13回、沖縄尚学は2アウト満塁のチャンス。打席には県内屈指のスラッガー・水谷留佳。マウンドには球数が200を超えた宮城大弥。この1点を守り切った沖縄尚学が5年ぶりの夏の甲子園へ。

その沖尚が初戦で相対したのが、センバツ準優勝、千葉の習志野。その強豪に対し沖尚ナインは臆することなく、2度リードを奪うなど夢の舞台で躍動。最後は習志野に軍配があがりましたが、県代表として堂々の戦いぶりを見せました。

一方決勝で敗れた興南のエース・宮城大弥は、U18の日本代表に選ばれ、戦いの舞台を世界へ。その活躍も認められ、ドラフト1位でオリックスバファローズへ。背番号は13。新たなステージでの活躍を誓います。

宮城大弥選手「(各球団の)クリーンアップをしっかり抑えられる投手になりたい。防寒対策もしっかりしないといけないので、何が必要なのか(先輩に)聞きたい。」

そして2019年、沖縄スポーツニュース、第1位は…あの人!

20代女性「楽しいです見ていて。」

70代男性「あのホームランは見事だね。」

少年「僕も山川選手が好きです。」

60代男性「どすこ~い」

今年県民の心を一番つかんだのは、2年連続のホームラン王に輝いたプロ野球・埼玉西武ライオンズの山川穂高!その豪快なホームラン。そしてお決まりのパフォーマンスとファンを魅了しました。その山川選手はおととい浦添市での野球教室に登場!今年1年を振り返ってもらうと厳しい言葉が。

山川穂高選手「僕からしたら40本しか打ってないし打率も低いし、まだまだな1年でした。(来シーズンは)今年と去年を上回る数字を出しにいくので、今(優勝)旅行も行きたいんですけど我慢して練習しているので、そういう1年にしたい。」

来たる2020年。東京オリンピックが開催され、これまで以上に熱を帯びるスポーツ界。沖縄が、日本が、スポーツで沸く1年がやってきます!