具志川商業の生徒たちがうるま市、うるマルシェと共同で、市の特産品を使った商品を開発するプロジェクト。高校生たちが新メニューを販売するまでの挑戦を追いました。

学生「最後に包むのが難しいです。綴じ目が繋がらなくて。」

彼女たちが作っているもの。それはうるま市の特産を使った商品です。具志川商業の生徒たちがうるま市、うるマルシェと共同で商品開発を行うプロジェクトです。

この日の試食会には、うるマルシェのシェフをはじめ、プロの料理人・中村新シェフと、地域活性化伝道師として全国で活躍する中澤さかなさんが参加して、指導・評価を行います。

メニューはあげ餅パンとバターチキンカレーです。一般販売まで残された時間はわずか1週間。生徒たちもプロから学ぶことで、新たな発見があります。

カレー製作の学生「(Q.どのようなところが勉強に?)においとか油の音の変わり方とかです。」

パン製作の学生「餅と芋は少ないのにパン生地だけ分厚いみたいなことがあったけど、きょうはプロがその悩みを改善してくれました。」

調理開始からおよそ2時間。うるま市の特産を使ったそれぞれのメニューが完成しました。黄金芋のペーストと餅を使った「あげ餅パン」と、うるま市産の野菜を使った「バターチキンカレー」。

カレー製作の学生「うるま市にはたくさんの地域があり、そこからイメージしてたくさんのスパイスを加え、本格的なカレーに仕上げました。恋人や友達とカレーを食べて、寒い冬を乗り切ろうというテーマです。」

講師たちの反応は?

中村新シェフ「レシピをヒントで出したものを上回るくらいの完成度があって、完全、商業商品になっているなと。」

中澤さかなさん「ローカル色が弱いというか、うるま市らしさが弱いというか、そこがまだまだ課題だなと思います。」

パン製作の学生「販売価格は3つで200円を予定しております。つまようじが刺さっているほうがすぐに揚げたやつで、刺さっていないほうが一度焼いて揚げたものです。」

中村新シェフ「わざと硬めにゆでたような芋がコロコロっと入っていると、食べる側からすると、飽きが来ない。価格は3つ200円は安すぎるかなと思って。一個100円でも十分手が伸びるものなので、臆せず売ったらいいと思います。」

中澤さかなさん「三角形の紙に揚げたてを入れてあげて、コロッケを食べる感じで、一個売りで揚げたてを売るのがいいのかなと思ったりとか。」

生徒たちも講師からのアドバイスに・・・。

パン製作の学生「中身が餅と黄金芋のペーストでどっちもモチモチみたいな感じで、あまり食感がなかったから、角切りにした芋入れて、食感加えたりするのも必要かなと思いました。」

一般販売の日。この日は高校生たちが参加する県産業教育フェア。しかし、ここで商品が到着しないというハプニングが。10分遅れで商品が到着。そして、いよいよ販売開始。開店から多くの人が商品を求め店の中へ。挑戦する生徒たちは意気込んでいます。

カレーを作った生徒「もっとカレーとか、普通のカレーと違う味っていうのを知ってもらいたいので、もっと広めていけたらなと思います。」

あげ餅パンを作った学生「試食会で3つは重すぎるし、甘すぎるっていう意見が出たので、きょうは一つずつバラで売って、買いやすいように1個ワンコインの100円で売るようにしました。」

実際に購入した人たちの感想は?

カレーを購入した人「スパイスがきいて、良い感じです。普通にレストランで出てもいいなと言うくらい。」

カレーを購入した人「スパイスカレーといってもそこまで辛くなくて、誰もが食べやすいようなカレーでした。美味しかったです。」

あげ餅パンを購入した人「餅と芋の甘みがマッチして非常に食べやすい、美味しい。甘くておいしかったです。」

今回の挑戦に、先生も生徒たちの成長を感じることができたようでした。

渡久地先生「生徒の商品もそうですけど、実際にお客様に売れる商品になりましたし、また生徒のプレゼン能力もだいぶ成長してきたなというのが見られました。まだ若干改善点はあるんですけど、大成功だという風に感じています。」

今回紹介した商品は、具志川商業の学園祭と「あげ餅パン」はうるマルシェでも販売されるということです。