※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

きのう沖縄市では、小学生や幼稚園生のドッジボール大会が行われました。子どもたちの元気いっぱいなプレーをご覧ください。

県総合運動公園のレクリエーションドームで行われたドッジボールフェスティバル。

選手宣誓:夢咲ドラゴン・普久原あずき選手・天願まお選手「最後まで諦めず正々堂々戦うことを誓います。令和元年11月3日。」

子どもたちが学年や経験ごとに3部門に分かれ、県内9つのクラブから31チームが出場しました。

今回は全国や九州出場をかける大会とは違って、ドッジボールを楽しむことが第一。ルールも異なり、内野の選手がボールを当てられても、外に出ることはありません。勝敗は当てた相手選手の数をポイントにして競います。

上手な子も初心者の子も、男子も女子も長くコートに立って、ボールを取ったり投げたりできるようにしています。

3部門に7チームが出場した糸満市の子どもたちの大所帯クラブ、琉球ザウルス。チームの主力でキャプテンの大城花菜子(おおしろ かなこ)選手は、大会前に腕をケガしてしまい、出場はならずもサポート役に徹しました。

琉球ザウルス・大城花菜子主将「今は直すことに専念して、みんなの応援を頑張りたい。いつもは勝つために頑張っているが、きょうはみんなと楽しむ大会にしたい。」

よりドッジボールを好きになってもらうための大会。各チームは一生懸命。守備の際一列に並ぶのは相手の内野と外野のボール回しをしにくくするため。選手の間をあけてしまう方が、ボールを回され当てられやすくなります。

逆に攻撃はいかに相手の列を乱せるボール回しができるか、工夫が必要です。そして取りにくい足元を狙われるため、ボールをキャッチする姿勢は低く。当てられても外に出なくて良いルールのおかげで、積極的にキャッチへ行くプレーが目立ちました。

琉球ザウルス・大城花菜子主将「いつもは(試合に)出られない子や、最近(チームに)入った子もいるが、その子たちも初めての大会みたいな形で(出場できて)楽しめていたと思う。」

楽しむ一方で、年明けに小学校生活最後の全国大会出場をかけた、県予選を控えた6年生たちは。

琉球ザウルス・山本健翔選手「キャプテンを勝たせてあげる。6年生なのでこの大会も自分たちは最後(大城主将が)出られない分、みんなでカバーしたいと思った。」

琉球ザウルス・戸井田玲羅選手「最初は負けていて下を向いていたけど、後半からみんなで笑顔で戦って巻き返せたので良かった。春大会ではキャプテンと他のみんなとチーム一丸となって、優勝を目指して頑張りたい。」

6年生が出場する部門で琉球ザウルスはベスト4でしたが、大きなモチベーションを得られました。

琉球ザウルス・大城花菜子主将「きょうみたいにみんなで一致団結して頑張りたい。沖縄県で1位を取って全国大会に行って、全国大会でも勝ち進めるようなチームになっていきたい。」

ザウルスのみならず、小学校生活のトリを飾るべく、6年生ドッジボーラーたちは気持ちを込めたプレーを見せました。この大会の決勝戦、紺色のTシャツKK bonds北園(ケーケーボンズきたぞの)と、黄色のTシャツあおぞらドッジフレンズとの試合は、手に汗握る熱戦となりました。

最後は6月の県大会準優勝で、全国にあと一歩届かなかったあおぞらドッジフレンズが優勝。年明けの全国派遣がかかった大会に向け、大きく弾みをつけました

あおぞらドッジフレンズ・古波蓮志主将「(良かったのは)アタッカーがしっかり決めるところとかキャッチ。とてもいっぱい練習して、キャッチなどをもっと磨いていきたい。」