宮古島ですすむ陸上自衛隊配備計画。国は地元住民の反対を押し切って、弾薬庫の建設に着手しました。

7日、弾薬庫の建設地、宮古島南東部の「保良地区」では、工事車両が資材を搬入し、作業員が土のうの設置を始めました。国は南西諸島の防衛力を強化するため、2019年度中に宮古島にミサイル部隊を配備する予定で、先行して弾薬庫を建設することにしています。

しかし、計画を巡っては、2019年4月、住民に十分な説明がないまま、駐屯地にミサイルが保管されていたことが発覚。当時の岩屋防衛大臣が謝罪し、ミサイルが島の外に運び出される事態となりました。弾薬庫は2021年3月末までに建設される予定で、完成すれば、一度運び出されたミサイルなどが保管されます。

住民は、「(弾薬庫は)恐怖以外の何物でもないです。黙っているわけにはいかんと、反対の意思表示はしておこうと思う」と話していました。また別の住民は「(説明会の)2日後くらいには、工事を始めるという、あまりにもむちゃくちゃなやり方に住民は憤っています」と話していました。

一方、住民の代表らは7日、沖縄防衛局を訪れました。住民たちは「あのような説明会が、防衛局からの説明会だとしたら、宮古島市民としては全く納得できるものではないと考えますが、あれ説明会になっていますか?住民の不安にこたえていますか?」と話していました。

防衛局の田中利則局長は「地元の皆様に対しては、必要な情報の提供を行ってまいりたいと考えおります。改めての説明会というものについては特段、予定はしておりません」と話していました。

住民たちは、十分な合意が得られるまで工事を止めるよう求めています。