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台風17号 宮古島では暴風警報

大型の台風17号は、宮古島へ接近していて今後発達しながら、沖縄本島にも近づくとみられています。

大型の台風17号は、午後3時現在宮古島の南東270キロの海上にあって、ゆっくりとした速さで北西に進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。

仲本記者「台風が近づく宮古島の港に来ています。地元の方の話ではまだ波は落ち着いているとのことですが、波はかなりうねっています」と話していました。

午後4時すぎに、暴風警報が発表された宮古島市では高い波が打ち寄せていました。また、市内の港ではすでに漁船が陸揚げされ、ロープで止められるなど対策がとられていました。

一方、南大東島でも木々が大きく揺れるほどの風が吹き、南大東空港を発着する便は全便が欠航しました。本島でもすでに交通機関への影響が出ており、那覇空港を発着する便は、離島を結ぶ便を中心に58便が欠航し、約6000人に影響が出ています。

海の便は、泊港と渡嘉敷島などを結ぶ便が朝から全便欠航となりました。石垣島や宮古島でも周辺離島を結ぶ船は午後から全便欠航になっています。台風17号は、今後も発達しながら沖縄本島や宮古島に近づくとみられています。