こんにちは、スポーツお伝えします!創部からわずか4カ月あまりで、社会人の全国大会で準優勝に輝いた女子ハンドボールチーム、ザ・テラスホテルズ。その強さの背景には、選手たちの強い意志がありました。

名護市にあるリゾートホテル「ザ・ブセナテラス」。宿泊客のお出迎えや裏方での皿洗いまで、直向きに働く女性スタッフたち。そんな彼女たちの姿はコートに立つと一変します!

ことし4月、県内初の企業チームとして誕生した女子ハンドボールチーム「ザ・テラスホテルズ」の選手たち。

今月、鹿児島で行われた社会人一般の全国大会で、創部わずか4カ月で初出場ながら、県勢初の準優勝!チームは今、国内トップの日本リーグへの参入を目指しており、さらなる上を見据えています。

比嘉美咲紀選手「準優勝というのは周りからは評価されるんですけど、優勝を目指してやっていたので悔しい気持ちは大きかったんですけど。」

現在、部員は13人。他の実業団チームから移籍していた選手や、トライアウトを受け入部した18歳から31歳までの選手がプレー。日中は朝7時半から午後1時半までホテルのスタッフとして働き、その後週5日の練習に取り組んでいます。

田口舞主将「立ち仕事で結構ハードなんですけど、午前中でほとんど終わらせていただいているので、ありがたい環境でやらせてもらっています。」

塩田真奈美選手「大切なのは笑顔ですね。毎日仕事と練習に取り組めているので、毎日楽しいです。」

今回のザ・テラスホテルズのハンドボール部の立ち上げは、県内で深刻化するホテル業界の人手不足への対策にもなっています。

ザ・ブセナテラス平尾紀彦支配人「若い元気な明るい人材が、ハンドボールという目標と、あと我々観光業、ホテルでも頑張っていただきたいというのが目標です。」

今年4月に誕生し、まだ専用の練習場所などもないチーム。まさにゼロからのスタートに、強い意志をもつ選手たちが集まっています。攻守にわたり活躍する塩田真奈美もその1人。

塩田真奈美選手「私自身、広島メイプルレッズという実業団のチームで5年間やった時に、膝を2回手術して諦めたんですが、兵庫に帰って子どもたちに教えているうちに、子どもには諦めるなって言っている割に、自分は選手として諦めたなって悔いが残ったので。」

また、沖縄出身で県外でプレーしていた比嘉美咲紀は、このチームを後輩たちの目標になるようにしたいと、一度はやめようとしていたハンドボールを続けることにしました。

比嘉美咲紀選手「(自分の時は)大学からは本格的にやるとなると、県外に出ないといけなかったので。小中高とレベルが沖縄は高いので、卒業した後も大人になってもトップのリーグで皆さんがプレーできる場を作りたいというのも1つ大きく私の目標にはあります。」

新たな挑戦への思いが原動力となっているチーム。さらにそこには沖縄の地でハンドボールをプレーする覚悟もありました。

田口舞主将「盛んな地域だからこそ、弱いチームだとなんだと思われちゃうと思うので、まずは強くならないといけないから、結果を出せるようにと思って今やっている。」

沖縄に新たに誕生した女子ハンドボールチーム「ザ・テラスホテルズ」。その挑戦はまだ始まったばかりです。