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大型の台風5号は、次第に沖縄地方から遠ざかっていますが、別の熱帯低気圧の影響もあり、引き続き警戒が必要です。

気象台によりますと、台風5号は、2019年7月19日午前9時には東シナ海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北に進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルと勢力を維持していますが、次第に沖縄地方から遠ざかっています。

しかし沖縄地方は、台湾付近に発生している熱帯低気圧の影響で、今後ところによって激しい雨が降る見込みで、また沿岸の海域ではうねりを伴い高波に注意が必要です。

空の便では、琉球エアコミューターなど久米島や沖永良部などを発着する合わせて7便が欠航しています。また、船の便は本島周辺の離島を結ぶすべての便が欠航し、石垣島では19日午前中の便が欠航となっています。

仲本祐貴記者は「こちらでは大雨の影響で地盤が緩み歩道が陥没しています」と話しました。警察などによりますと7月18日午後4時20分ごろ、南城市玉城の歩道で「歩道が陥没している」と通報がありました。陥没は幅1.5m、深さ1.5mくらいで、消防は台風に伴う大雨の影響で地盤が緩み陥没したとみています。