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「事件の被害者は、私だったかもしれない」。2019年4月、北谷町でアメリカ海軍兵が女性を殺害したとみられる事件を受けて、被害者を追悼し、日米両政府に抗議する集会が6月2日開かれました。

被害女性への黙とうで始まった集会には、地域の女性団体や議員、一般参加者など約450人が参加しました。登壇者らはそれぞれ、被害を未然に防げなかった日米の対応や、リバティ制度の運用などに疑問を投げかけ、基地の過重な負担が県民の命を脅かしていると怒りの声を上げました。

参加した玉城知事は、「日米両政府に対し、実効性のある抜本的な対策を求めていく」と述べました。また集会では、日米両政府に対し、被害者遺族への謝罪や継続的なケアを求める声明文が採択されました。