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辺野古断層が活断層 専門家が調査結果を報告

新基地建設が進む名護市辺野古周辺で、地震を引き起こす活断層の調査をまとめた報告会が26日に那覇市で開かれました。調査結果を報告したのは地質学を専門とする新潟大学の立石雅昭名誉教授です。

3月上旬、立石教授ら専門家による調査団が辺野古周辺の地質を調べたところ、現場には辺野古断層と楚久断層の2が存在し、地形や堆積物を調査した結果、「辺野古断層が活断層である可能性が高い」と説明。「弾薬庫を抱えるような基地に関わるならば、しっかり活断層の評価をするべきだ」と述べました。

報告会に訪れた人は「活断層のこと、軟弱地盤のこと、色々な問題を抱えているのに、それでも(新基地建設を)やるっていうのはどうしてなんですか」と話していました。

立石教授は「国や県がより詳細な調査をすべき」とも付け加えました。